2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

大井のAW導入議論に寄せて

TCK 特別区競馬組合、観客増員へ攻めの姿勢 −全天候型馬場を検討 http://www.nikkan.co.jp/news/photograph/nkx_p20111127.html まあAW導入の話はちらほら出ていたので、格別大きな驚きはない。あくまで「検討」であるし、多くの可能性を議論にのせていく…

南関血統診断(1)

さあ11月の開催もほぼ終わりまして、あとは年末に向けて突き進むのみの南関競馬。最近ネタもなかったことですし、ここらでひとつ個人的な勉強もかねて南関2歳馬の血統診断でもぶち上げてみようかと思います。まあ個人的には血統で予想ってのは好みでないので…

ばんえいアイマス・コラボ

まあご存知のとおり、局所的に大旋風を巻き起こしtwitterのトレンド・ワードへ関連語を複数ランクインさせるという離れ業を成し遂げたアイマス・コラボ。この手の企業協賛はやっつけ仕事で適当にお茶を濁すことのが圧倒的に多いんですが、今回はコナミの本気…

道営記念

今週に入り一気に寒さが増したようで、東京でも息が白く変わる冷え込みだ。そして本格的な冬の訪れないうち、一足先にホッカイドウ競馬は2011年度のシーズンを終える。今年もその最後を飾る大一番、道営記念の季節となった。 現在の道営競馬の人気馬といえば…

馬肥ゆる秋、その間半刻

まずは、15時15分。岩手・盛岡競馬場では二歳最強馬決定戦、南部駒賞が発走。 中央の1000m戦で先行2着の実績にふさわしく、スタートからヘブンズパワーが軽快に飛ばしていく。すぐさま5馬身ほどのリードが、2番手につけたアスペクトとの間に生まれた。アスペ…

南部駒賞

ここ数年、南部駒賞は岩手競馬2歳最強決定戦にふさわしい、圧倒的なチャンピオンの戴冠が続いてきた。震災の影響で盛岡での開催となる今年もその傾向は変わらず、地元のダート6戦でつけた着差の合計が50馬身を超えるという傑物、アスペクトが登場。一昨年の…

Racing Post――RSPCA 、最新のムチ使用ルールに遺憾の意

RSPCA(Royal Society for the Prevention of Cruelty to Animals、王立動物虐待防止協会)は、10月10日に発表されて以来議論を呼んできたムチ使用ルールを緩和するというBHA(British Horseracing Authority 、英国競馬統轄機構)の発表に対して遺憾の意を表明…

Racing Post ブックメーカー、Harriet Harmanの非難に怒りの応答

元URL: http://www.racingpost.com/news/horse-racing/association-of-british-bookmakers-bookmakers-react-angrily-to-harriet-harman-attack/944436/racingbusiness/ この記事のカテゴリは閲覧有料につき、全訳はさすがにちとまずい。なので要約すると、…

Racing post- McCoy 、ムチ使用違反で「長い冬」に直面

トップジョッキーのTony McCoyは、日曜のFfos Las開催でムチ使用違反による5日間の騎乗停止処分を受けたのち、自分は「長い冬」の中にあると語った。 McCoy は日曜、3マイルのハンディキャップ障害戦でJonjo O'Neill管理のCaddie Masterに9回ムチを使用した(…

意外な意外なご提供

ちょっと前に、twitterでこんなツイートをしたことがある。高知競馬はネット中継でよさこいナイターのCMを合間に流しているのだが、よくよく考えればそれを見ているのは既に釣りあげた魚ばかり。そいつら相手にわざわざ広告する意味は本来皆無であり、たんな…

語られることのない、サンデーサイレンス産駒最高記録

遅ればせながら、9月に高知競馬・別府真司厩舎所属のサンデーサイレンス産駒、アトンが登録を抹消していたことに気がついた。 実はこの馬、幾多の名馬を抱えるサンデーサイレンス産駒の中でも、恐らく2位以下をぶっちぎっての(※1)不倒の大記録を持っている。…

The daily telegraph――Paul Bittarは語る「競馬の未来を護るため、BHAは強いリーダーシップを求めている」(2)

我々はちょうどメルボルン・カーニバルの初日、フレミントン競馬場のバルコニーにあるVictoria Racing Clubの管理者席で彼と出会った。彼はその日の午後をSky Televisionの取材に費やし、ロンシャンウィークエンドやドバイ・ミーティング、そして土曜のブリ…

The daily telegraph――Paul Bittarは語る「競馬の未来を護るため、BHAは強いリーダーシップを求めている」(1)

メルボルンカップ・カーニバルは毎度驚きを分かち合わせてくれるが、今年競馬場でこの衝撃と張り合うようなことは起こらなかっただろう。Paul Bittarはその Racing Victoriaでの地位を離れ、英国競馬界を率いる役目に就くことを発表した。 41歳のBittarは幅…