1956年――秋の特別(タカトシ)ほか

はてなダイアリーの仕様上、同日付で投稿している索引のデータ量が増えるとこの記事がケツから消えてしまうので再アップ。<1956年> 重賞制もひとまず1年目を終え、あれやこれやと細かな手入れとさらなる発展が図られた。大井のわけがわからないワード賞群…

1966年――ワード賞(タガミホマレ)、アラブ大賞典(オーバマイン)ほか

<1966年> 公営日本一(サラ) ゴウカイオー(24) オリコ(1)、ハヤユウ(1) 17戦4勝 東京大賞典、金盃3着、シーサイドカップ 最良のサラ4歳馬 オリコ(満票) 13戦6勝 関東オークス、桜花賞、しらさぎ賞 最良のサラ荘馬 ハヤユウ(17) ゴウカイオー(9) 19戦12勝 ス…

1965年――東京都ダービー(ヒガシユリ・佐々木竹見)、東京王冠賞(ヒガシヒーロ・佐々木竹見)ほか

<1964年> 公営日本一(サラ) オーシヤチ(満票) 14戦9勝 東京大賞典、大井記念、東京オリンピック記念 最良のサラ4歳馬 ヒガシヒーロ(19) スターコキトール(6)、マサホウ(2)、ヒガシユリ(2) 8戦6勝 東京王冠賞、しらさぎ賞 最良のサラ荘馬 オーシヤチ(27) テ…

1964年――アラブチャンピオン・アラブ大賞典(アデルバウエル)、アラブチャレンジャー(ホウリン)ほか

<1964年> 公営日本一(サラ) オリオンホース(満票) 20戦6勝 東京大賞典、報知オールスターカップ、15周年記念特別(大井) 最良のサラ4歳馬 シユンユウ(15) パールマウンテン(11)、コトブキノニ(1) 20戦7勝 最良のサラ荘馬 オリオンホース(満票) 前述 公営日…

1963年――大井記念(シンニツケイ・ユキロウ)、オールカマー1マイルハンデ(ゲキリユウ)ほか

<1963年> 公営日本一(サラ) シンニツケイ(14) ゲキリユウ(10) 12戦4勝 春の鞍・秋の鞍・ニューイヤーカップ 最良のサラ4歳馬 シンニツケイ(満票) 同上 最良のサラ荘馬 ゲキリユウ(23) 24戦11勝 公営日本一(アラ) ミヤマシユーホー(満票) 20戦7勝 銀盃・船…

1962年――秋の鞍(ダイサンコトブキ)、秋の特別(ミヤマシユーホー)ほか

<1962年> 公営日本一(サラ) ダイサンコトブキ 最良のサラ4歳馬 セルコール 最良のサラ荘馬 ダイサンコトブキ 公営日本一(アラ) ミヤマシユーホー 最良のアラ4歳馬 ラツキーマンナ 最良のアラ荘馬 ミヤマシユーホー この年の重賞競走は、浦和でのちにしらさ…

1961年――秋の特別(センジユ)、川崎記念(マツカゼオー・シヨウザン)ほか

<1961年> 公営日本一(サラ) サキミドリ 秋の鞍 最良のサラ4歳馬 サキミドリ 同上 最良のサラ荘馬 イチアサヒデ 川崎開設記念・新春盃 公営日本一(アラ) センジユ 秋の特別 最良のアラ4歳馬 エロルデ 春の特別 最良のアラ荘馬 センジユ 前述 この1961年とい…

1960年――秋の鞍(オンスロート)、川崎記念(イチカントー)ほか

<1960年> 公営日本一 オンスロート 12戦4勝 534.5万円 秋の鞍・ニューイヤーハンデ 公営準日本一 センジユ 24戦7勝 439.3万円 銀盃・ワード賞・船橋記念 この年より、中央においても現在のJRA賞にあたる啓衆社賞を主催していた啓衆社が、南関東競馬を取り…

1959年――全日本三歳優駿(オンスロート・タカマガハラ)、アラブチャレンジャー(タチナミ)ほか

<1959年> 昨年のチャンピオンたるダイニコトブキが新年早々に天皇賞を目指し転出したことで、中心不在となったサラブレッド戦線は一年間を通じて混線模様。4歳馬もこの年は不作で、けっきょく秋になってから転入してきたダンサーが3連勝で秋の鞍まで制して…

1958年――アラブチャンピオン(トモスベビー)、秋の鞍(ダイニコトブキ)ほか

<1958年> この年は、浦和でニューイヤーハンデとゴールドカップが新設されている。元旦に施行された前者は濠サラの古豪・フアストロが勝ったが、こちらも翌年からは4歳限定戦に衣替え。現在まで続くニューイヤーカップとなった。また、従来はC級を中心に開…

1957年――全日本アラブ争覇(リキスベビー)、オールカマー障害特別(タイカン)ほか

<1957年> 4歳・5歳が覇を決するのにはさすがに時期が早すぎたアラブチャレンジャーが秋季に移動したほかは――まあ、来年はまた春に戻るのだけれど……――、若干の施行距離の変更を除いて重賞体系に大きな変化はない。制度導入3年目にして、ようやくひと段落と…

ハ行

●ハ行 ・ハイセイコー 1962,1966 ・ハイナルビ 1959 ・バイラツク 1957-1958 ・バイロン 1955 ・ハイユウ 1964 ・パインリバー 1964 ・ハウコウ 1966 ・ハカタダイオー 1965 ・バウエル 1962 ・ハクオウ ⇒ゲキリユウ ・ハクゲキ 1955 ・ハクチカラ 1956,195…

ヤ・ラ・ワ行

●ヤ行 ・ヤグチホープ 1961 ・ヤサカオー 1963-1965 ・ヤサカオーザ 1965 ・ヤシマジヤパン 1964 ・ヤシマレモンド 1965-1966 ・ヤスコ 1966 ・ヤマツバサ 1958 ・ヤマハルオ 1955-1956,1957 ・ヤマブエ 1964-1966 ・ヤマトザン 1964-1965 ・ヤマニンルビー …

マ行

●マ行 ・マイペツト 1956 ・マサタカラオー 1963-1964 ・マサトモ 1955 ・マサホウ 1965 ・マスタング 1965-1966 ・マスホマレ 1959-1963,1964 ・マスミノル 1958 ・マツエ 1966 ・マツカゼオー 1961,1962 ・マツクスホール 1955-1958 ・マツタカラ 1955 ・…

ナ行

●ナ行 ・ナイト 1955,1956-1957 ・ナギサホープ 1961-1963 ・ナスノキンキ 1957 ・ナスノコトブキ 1957 ・ナニワ 1965 ・ナニワカブト 1957,1959,1960 ・ナミカゼ 1960-1962 ・ナルシス 1965 ・ナンシーシヤイン 1956,1957-1960 ・ニチア 1962 ・ニツケイ…

タ行

●タ行 ・ダイイチタカシヨウ 1963 ・ダイイチタカラヤマ 1955 ・ダイイチフラミンゴ 1964-1965 ・ダイイチマルゼン 1965 ・ダイイチマルヨシ 1955 ・ダイイチミヤト 1961 ・ダイエイオー 1961 ・タイカン 1955-1956,1957,1958,1965 ・タイカンオー 1955-1956…

サ行

●サ行 ・ザイ 1955-1956,1957 ・サイドワインダー 1958 ・サオトメ 1955 ・サカエホープ 1962 ・サキチ 1963,1964,1965-1966 ・サキヒカリ 1966 ・サキフジ 1966 ・サキミドリ 1961,1963-1964 ・サクシヨウ 1966 ・サクタカ 1957 ・サクユー 1966 ・サコン 1…

カ行

●カ行 ・カウント 1955 ・カガミヤマ 1964-1965,1966 ・カズサリユウ 1966 ・カチススム 1958-1959 ・カツミナミ 1958 ・カツラシュウホウ 1957 ・カツリユウ 1956 ・カネエイカン 1956,1957 ・カネケヤキ 1965 ・カネフミ 1959 ・カネマサ 1957 ・カネミツ…

ア行

●ア行 ・アイアンハート 1965 ・アイオイ 1958 ・アイオワ 1958 ・アオホープ 1965 ・アオヤギオー 1962-1963 ・アオヤギヒカリ 1961 ・アオヤギホマレ 1958-1959 ・アオヤギホープ 1960 ・アカギオロシ 1956 ・アカデミー 1964-1966 ・アキイズミ 1960 ・ア…

1955年――秋の鞍(ミスアサヒロ)ほか

<1955年> 重賞制度元年であるこの年には、全部で31個の重賞が開催されている。ページ下部にその結果はまとめてあるが、せっかくなので最初に重賞として施行されたキヨフジ記念以前の川崎開設記念も加えておいた。また、3歳戦のローレル・ヴィクトリーの両…

注記・参考文献

・大前提の方針として、まあどうせマニアな内容をやるわけだし書けるものは全て書く。とくに、個人的な勉強も兼ねて横道ながら血統面はある程度きちんと。あと、戦績のデータベースだけでも自分はニタニタできてしまうが、せっかくブログで公表するのだから…

序文

東京ダービーと東京大賞典の二大競走を始めとして、今年2014年をもって60回目の還暦を迎える南関東競馬の重賞は多い。なぜだか川崎は開設時から重賞としての回次を数えているのだが*1、地方競馬の雄・大井競馬場が冒頭に挙げた両競走の前身である春・秋の鞍…

高知競馬場遠征記

じつはここからもけっこう歩く。 私が高知競馬場を訪れるのは、これが2回目のこととなる。ちなみに前回の旅打ちはというと、ちょうど高知競馬が虎の子の基金をつぎ込んで照明を整備し、通年ナイターへと踏み切ってから半年ほどした2010年3月の開催。高知駅前…

アングロ・アラブの神々がいた時代――ホウセント・フクパーク考

ホウセントと馬主の白井新平氏(左)。騎乗しているのは引退レースを乗った田中利衛調教師*1、同馬の主戦の須田茂騎手は一門。自身は北関東の名門塩野七郎氏の流れで、戦中は朝鮮半島に渡りかの地の競馬で暴れまくったという*2。写真出典:競週社『競週地方競…

カイロスと福山競馬場の思い出

競馬場の廃止まで、残り2週間開催4日分を残すだけとなった福山競馬場の特観席。一番奥まったところにある来賓・馬主席で、ある初老の老人がテレビカメラを向けられインタビューに応じていた。曰く、「いやぁ、これはまあ、ひとつの文化ですからねぇ。残って…

されど馬走る――第50回報知オールスターカップ

ボートの賞金王決定戦と有馬記念、東京大賞典を筆頭とする地方競馬の年末重賞に競輪グランプリ、そしてラストの一発スーパースター王座決定戦まで。そりゃ坊主だって走り出そうって塩梅の12月も、財布に穴が空いたり空かなかったりしながら騒々しくも終わっ…

第44回高知県知事賞

2013年の競馬も、いよいよ明日大晦日の開催を残すだけとなってしまった。良いことが起これば悪いこともあり、あれこれと話の種は年中尽きることがなかったが、中でもよさこいナイターこと高知競馬場の売上面での躍進ぶりは目を見張るほどであったように思う…

東京大賞典を前にして

突然だが、あなたが押しも押されぬイギリスの大手ブックメーカーの社員であったとしよう。配属先は「スペシャルオッズ作成課」、普通のギャンブルにはもう飽き飽きしたのか、はたまたたんなるきまぐれかは知らないが、全国各地から送られてくる「俺の思いつ…

反省会といいますか

敢えてはっきりと申し上げておきますが、わたくしも大井競馬もまったくもって完膚無きまでの完敗でございました。 12.0-10.4-11.4-12.7-12.3-13.5(1:12.3) いやね、正直9Rを見終わった時点ではかなり自信があったんだよ。今日の大井は昨夜のうちに一雨降った…

こっちも国際招待競走だよ!日韓交流競走:インタラクションカップ

12.8-11.4-12.8-12.8-12.6-12.8-12.8-12.4-11.6-11.1-11.1-11.9(2:26.1) 海外からの遠征馬、そして迎え撃つ日本勢どちらもイマイチ層が薄く、ルドルフを押し出したCMの出来のよさ以外は戦前から盛り上がりに欠けた今年のジャパンカップ。結果として入場者数…