2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

第55回九州ダービー栄城賞

今年も地方競馬が贈る同時多発的お祭り開催、ダービーウィークがついに始まる。各主催者間の施行日などの調整に加え広報面の活動も一応NARのお仕事であるが、ここ2年は某アイドル・グループの亜種を使った親父趣味と代理店の営業丸出しのもの。それが今年は…

第17回さきたま杯

2011年にGⅡに昇格してから、今年で3回目の開催となるさきたま杯。とはいえ、このレースの場合はたまたまレースレーティングを満たしたから昇格させただけ、という場当たり的な印象が強い。スマートファルコンが勝った2009年には105を記録したレース・レーテ…

第80回東京優駿(日本ダービー)

節目となる80回目の開催ということで、JRAの宣伝広報にもこちらがいささか辟易するほど力が入っていたからだろうか。天候に恵まれたとはいえ、今年のダービー・ディの府中競馬場は近年希に見る混雑ぶりを見せていた。ふだんは南関東競馬に入り浸っている私か…

トウホクビジンを振り返る(2)

通算12走目:2009年2月26日梅花特別(A2)(笠松競馬場) 東北を離れたトウホクビジンだが、新天地でもひとまずはうまい具合にやっていた。ホースケアらしく中央の特指競走(地方馬の出走手当は半額だが、それだって20万円も出るんだよ!)を2走しつつ、その間に名…

トウホクビジンを振り返る(1)

彼女のことを、始めて意識したのはいつだったろうか。……などと書き出すとまるで三文恋愛小説のようだが、いくら特製メンコが可愛くとも残念ながら相手は馬である。ついでに馴れ初めだって案外覚えているもので、それはラヴェリータが勝った年のジャパンダー…

第58回 大井記念

年に一回このレースでしか使われていない物だから、イマイチ傾向がつかめない大井外回り2600m。ダートの長距離戦の常として、スローからのスパート勝負を想像しておけば概ね大丈夫とは思うけれど……一応開設記念相当であるから歴史は長く、未だにレースの格も…

第61回北國王冠

「長距離戦は騎手で買え」なんて格言が生まれるように、長丁場の中では必然的にペースの妙味・仕掛けの巧みさのドラマが生まれる。それを的確に読み取り、愉しむ眼力を身につけてこそ玄人というもの。もちろんスピードだけでなくタフさも要求される条件だけ…

第49回兵庫大賞典

第二回の宮崎生まれ・タガミホマレからサラ混合元年を制したサンバコールへと至る栄光のアングロアラブたち、そしてサラブレッドのホクザンフィールド、ロードバクシン、チャンストウライ、アルドラゴンさらには昨年のオオエライジンと、兵庫大賞典の勝ち馬…