浦和9RC2(六) 

 C2のこのクラスらしく、本来は転厩からのクラス得をしていてもおかしくない馬が内に3頭揃って固まっている。だがいずれも南関での戦績は微妙、さらに今回は同型先行馬にリアルボイス・メイショウオウヒの強力船橋馬が控えており、大きな見直しは難しいだろう。リアルボイスは前走メイショウオウヒに先着を許したとはいえ、逃げたそのラップは
12.3 - 12.4 - 13.0 - 12.8 - 12.0 - 11.9 - 12.5 - 14.4
12.4 - 12.2 - 13.7 - 12.6 - 12.2 - 12.2 - 12.4 - 14.5(参考:同日C1特別)
とかなりのハイペースで飛ばしてのもの。差はついたがこのペースで4着に粘ったのはむしろ立派と言ってよいくらいだし、また前々走の笑初賞でもC1中位が揃った中2着している。わりあい軽めでスピードが出る今の浦和なら、行った行ったで逃げ切り濃厚か。メイショウオウヒも他にこれといった相手は見あたらず、好位からの2番手をまず死守できると見る。

 この2頭が勝負所で前のペースを上げるとなれば、3着は直線で差し手が台頭する。モエレタイガーは前走は13秒台連発にのドスローから、前々走は4コーナーで14秒と前の引きつけが過ぎたところを楽に捲って好走。組上がって盲信は禁物だが、バテた先行勢を交わすくらいの脚はあり、忍起用で新味も期待できる。大井時代は上がりをそれなりにまとめて大外れしない走りで、それを考えればもう少しやれてもいいトミケンジェラーチ、そして腐っても今期降級馬のマッシュアップまでを抑え、紛れて高めをの配当を期待したい。

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<まとめ>
◎4番リアルボイス
○6番メイショウオウヒ
△10番モエレタイガー
△5番トミケンジェラーチ
△9番マッシュアップ


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