1957年――全日本アラブ争覇(リキスベビー)、オールカマー障害特別(タイカン)ほか

<1957年>
 4歳・5歳が覇を決するのにはさすがに時期が早すぎたアラブチャレンジャーが秋季に移動したほかは――まあ、来年はまた春に戻るのだけれど……――、若干の施行距離の変更を除いて重賞体系に大きな変化はない。制度導入3年目にして、ようやくひと段落といったところか。また特筆すべき点として、この年は出走表にフクパーク・キノピヨの名がそれぞれ1回ずつ確認できる。以前このブログでは96戦62勝としたフクパークの戦績だが、じつは地全協が出している『地方競馬史』の第5巻のコラムでは、102戦63勝という数字が引かれている。おそらく園田なり南関なりで走っているだろうとは思っていたのだけれど――だけど、当時はもうその先まで全部悉皆する気力がなかったんですよ!――、これがそうだとしたら面白い。もっとも、戦績はどちらも着外で終わっているのだが。

 第三回にしてようやく春の鞍を南関東生え抜きが勝ち、フアストロやミツドフアームの復帰もあったが、この年は出走可能なサラ系古馬重賞8個のうち、秋の鞍を含む4つを制したイチカントーがサラ戦線の中心。またアラブでも春の特別をオウゴンバラツケとの激戦の末に制したバラテスタが躍進し、重賞5勝を挙げている。しかしなにより、中央競馬であのセイユウセントライト記念オールカマーサラ系の超一流馬相手に一歩も引かなかったのと時を同じくして、60キロ台後半の斤量が常態化していたトモスベビーがいよいよサラ系C1級へ参戦。アラブのサラ系挑戦のパイオニアたるホウセント・フクパークをはじめ、オマタドロツプス、ホースニユース、ダイゴ、ダイゴカゲミツらの追随者も進んでB1級までがせいぜい。ところがトモスベビーは12月16日の大井競馬にて、サラ系A2・B1級戦を見事に快勝してみせたのだ!年内の対サラ系戦績は6戦5勝3着1回という、ほとんど完ぺきなものであった。

 また、3歳戦ではダイゴホマレ、リキスベビーという抜けた存在がそれぞれ席巻。しかしアラ系障害についてはA・B級馬でのレース編成がほとんどなくなり、一時の冬の時代を迎えている。川崎の紅ばら賞が重賞として施行されたのもこの年が最後となったが、そんな中でも古豪・タイカンがその長い現役生活に最後の花を添える活躍を見せてくれた。

<レース・メモリアル>
紅ばら賞 1月10日 川崎競馬場 アラ系障害ハンデ 距離2700m 1着賞金:不明
1枠1番 ○タイカン(牡9) 鶴出誠(58)
2枠2番  マーベル(牝9) 高松(52)
3枠3番 ◎ダイゴ(牡8) 柏木(64)
4枠4番 ×ヤマハルオ(?) 杉村(60)
5枠5番 △アーリーホース(?) 永田(52)
6枠6番  カネマサ(牡8) 山口進(51)
6枠7番  ミヤヒカリ(?) 平山久(52)

オールカマー障害特別 6月17日 川崎競馬場 オールカマー障害ハンデ 距離2700m 1着賞金:不明
1枠1番 ◎ハンターヒル(牡7) 河津(56)
2枠2番 ×ヒシマサ(牡7) 照沼(57)
3枠3番 ▲ダイワオー(?) 平山(57)
3枠4番  アーリーホース(?) 永田(50)
4枠5番 ○サクタカ(牡6) 田島(57)
4枠6番  タカナス(牝9) 横山登(50)
5枠7番  ナスノキンキ(牡6) 大津(53)
5枠8番 △タイカン(牡9) 鶴田誠(57)
6枠9番  トキノサチ(?) 三橋(53)
6枠10番  シマレビオー(?) 海方(56)

 1953年の夏には、ホウセントの戦績表にタイカンの名は現れている。当時4歳の1949年生まれ、この年にはすでに旧9歳という超高齢馬である計算だ。だが、一貫して南関アラブのA級戦線に名を連ね、幾多の名馬らとしのぎを削り渡り合ってきたこの老強者の力を、そんじょそこらの馬と同一視してはいけないのだろう。引退直前、タイカンは障害で見事に最後の花道を飾る。

 すでに前年から入障しオープン級でも1勝を挙げていたが、この年になってますます飛越に磨きがかかった。まずは年頭の川崎が誇った障害重賞・紅ばら賞にて、過去この重賞を2勝しているヤマハルオや平地の超A級馬・ダイゴをぶっちぎるレコードでの大勝を決める。その後はアラ系障害のA級戦がほとんど編成されなかったこともあり平地を中心に走ったが、6月の川崎競馬場にて、川崎好みの企画競走としてオールカマーでの障害特別戦が実現した。南関東ではサラ系障害は前年4月に川崎で下級条件戦が一鞍組まれただけで全廃状態であったけれど、ここにはまさしく昔取った杵柄で中央時代に障害経験のあるサラブレッドたちが集結。サクタカ、ダイワオーは中央時代に障害特別で勝ち星があるほか、やや実績では劣るが平地で近走好調のハンターヒルが一番人気に押されている。そうしたサラブレッド10頭に相対するアラブ4頭の総大将として、タイカンはこのレースに臨む。道中は好位追走、そして第四障害を華麗に飛越するとその勢いで先頭にたつ。あとは平地のスピード能力でもまったくひけを取らないまま、一気にゴールまで逃げ切ってしまうのだった。

 タイカンの牝系を辿ると、1916年の連合二哩勝ち馬アフリカンダー(父ウイリヤム)を出した濠洋の名牝・シドニーへとたどり着く。通算42勝を挙げ、一説によれば中央・地方を含めアングロ・アラブで獲得賞金1000万円の大台を初めて突破したとされるタフさの秘密は、この文字どおりの意味で忘れられた牝系の持つ底力にあったのかもしれない。

<紅ばら賞 結果>
1着 1枠1番タイカン R3:10.2
2着 4枠4番ヤマハルオ 7
3着 5枠5番アーリーホース 大
4着 3枠3番ダイゴ 8
5着 2枠2番マーベル 2 
単勝:1番320円 複勝:1番200円4番130円 6枠連単:1→3 1580円

オールカマー障害特別 結果>
1着 5枠8番タイカン 3:11.3
2着 1枠1番ハンターヒル 4 1/2
3着 4枠5番サクタカ 大
4着 6枠10番シマレビオー 1
5着 2枠2番ヒシマサ 大
単勝:8番430円 複勝:8番170円1番180円5番160円 6枠連単:5→1 2230円

イカ(牡) 所属不明 1949年生まれ 出生地不詳 父アブラール 母バラアキラ(バラツケー)アラブ血量39.06%
1955年:オープン級2勝
1956年:ワード賞2着、白百合賞2着、秋の重(金杯)2着、紅ばら賞3着、オープン級3勝、障害オープン級1勝。
1957年:紅ばら賞、オールカマー障害特別、オープン級2勝、障害オープン級1勝

ヤマハルオ(?) 所属不明 生年不明 出生地不詳 血統・アラブ血量不明
1955年:紅ばら賞、秋の特別(障害)2着、障害オープン級6勝
1956年:紅ばら賞。
1957年紅ばら賞2着

B2・C1級特別 11.19 川崎競馬場 サラ系ハンデ 距離1700m 1着賞金:不明
1枠1番 ×ヴイナクル(牡5) 須田茂(56)
2枠2番 ◎トモスベビー(牡5) 佐々木吉(56)
3枠3番  アキニシキ(?) 相沢(53)
3枠4番  ギヨクシヨウ(牡5) 鈴木冨(53)
4枠5番 ○ユウチヨウ(牡5) 八木正(58)
4枠6番 ▲アスナロ(牡4) 勝又衛(53)
5枠7番  ミスセイジユ(牝6) 松村友(52)
5枠8番  イチハツワカ(牡7) 杉山(53)
6枠9番  ホウネン(牡6) 山下(52)
6枠10番 △ヒロオー(牡5) 柏木(56)

全日本アラブ争覇 11.19 川崎競馬場 アラ系3歳定量 距離1600m 1着賞金:不明
1枠1番 △スイートホウケイ(?3) 勝又衛(53)
1枠2番  ミスターマンペイ(牡3) 赤間(53)
2枠3番  ラツプタイム(牡3) 山崎三(53)
2枠4番 ×テンパイ(?3) 八木正(53)
3枠5番  ダイゴヒカリ(?3) 竹山(53)
3枠6番 ◎リキスベビー(牡3) 佐々木吉(53)
4枠7番  ヒアロウ(?3) 井上(53)
4枠8番 ▲ミズリクオー(牝3) 永田(53)
5枠9番  トモスチヤーム(牝3) 青野(53)
5枠10番  タチナミ(牡3) 須田茂(53)
6枠11番  ラツキーヒカリ(?3) 柏木(53)
6枠12番 ○ビツクヒメ(牝3) 杉山(53)

 その名が表わす通り、リキスベビーはトモスベビーの半弟(1955年産・父クラツクセフト)である。デビュー以来順調に勝ち進み、アラブ争覇のステップレースであるビクトリーハンデも楽勝。まずは兄が惜しくも落とした3歳チャンプのタイトルを狙ってやろうと、この日の川崎競馬場へとやってきた。一方で、トモスベビーもサラ挑戦後はC1クラスで三連勝しており、いよいよ初のB級挑戦を迎える。奇しくも同じ日に、ひとつ前のレースにて弟の前座役を買って出たわけである。

 当時の南関サラ系B級は、上から落ちてきた元トップ馬と上がり馬がぶつかり合う魔窟のようなクラス。このレースでも、秋の鞍で2年連続2着のフクオーを筆頭に、ゴールデンウエーブの全弟でダイオライト記念馬2着の実績を持つホウネンなどなかなかのメンバーが揃っている。だがトモスベビーからすればこのあたりすら単なる「自分より足の遅いやつ」に過ぎなかったようで、馬種もクラスも関係無しの差し切り勝ちをなんなく決めた。競馬ってのは、とにかく強いやつが勝つもんだ。そんな兄から弟への最高のエールを受けて、そのままの勢いでの連勝を期して佐々木騎手は弟へと乗り換えた。ところが、これがすんなり無事にとはいかないから競馬とは面白い。

 問題はスタート直後に起こった。内枠の馬がゲートを出たところで大きくよろけ、しかも外のヒアロウが強引に先手を主張したことから進路を失うサンドイッチ状態に。どうにか落馬は免れたものの、リキスベビーは大きく離れた最後方へと下がってしまう。いくら力が上とはいえ、小回りの1500mでは絶望的な展開である。実際、のちにあのセンジユもアラブ争覇で同じような大出遅れを喰らい、やっとの5着に敗れている。ところが、ゆっくりと2コーナーを回りきると、バックストレッチで慎重に体勢を立て直す。大丈夫だ、いける。佐々木騎手の合図とともに、リキスベビーは猛烈な速さで外から馬群を一気に交わし、あっという間に先頭にまで躍り出たではないか!そして後続を突き放したまま、楽々と最後の直線を駆けていく。スケールの大きさなら兄を超えるのでは?と観衆を騒然とさせる、3歳馬とは思えぬほどの堂々たるレースぶりだった。

 リキスベビーは千鳥賞も8馬身差で大楽勝し、エイプリルフールのアラブチャレンジャーでもバラテスタ以下の古馬一流どころを一蹴している。もはや春の特別は必勝、兄との直接対決はさあいかに?……しかし、春の特別では4コーナーで馬群に包まれると、そのまま前が開かないまま大敗。その後はまるで魔法が解けてしまったかのように、調教でもレースでも凡走ばかりを繰り返す。

 だが、そんなトモスベビーの早熟さと豊かなスピードは、種牡馬としては大きなセールス・ポイントとなる。名牝スルガが出した4兄弟――トモスベビー、タカクラホマレ、リキスベビー、タカライザン――が果たせなかった春の特別制覇の悲願は、その子供の代へと持ち越されていく。

<B2・C1級特別 結果>
1着 2枠2番トモスベビー 1:51.1
2着 6枠10番ヒロオー 2 
3着 4枠5番ユウチヨウ 1
4着 4枠6番アスナロ 2 
5着 5枠8番イチハツワカ アタマ 
単勝:2番180円 複勝:2番110円10番150円5番190円 6枠連単:2→6 750円

<全日本アラブ争覇 結果>
1着 3枠6番リキスベビー 1:38.3
2着 5枠10番タチナミ 3 1/2
3着 4枠8番ミズリクオー 2 1/2

リキスベビー(牡) 三潟隆五郎厩舎(川崎) 1955年生まれ 浦河産 父クラツクセフト 母スルガ(方景)アラブ血量28.90%
3歳:全日本アラブ争覇、ビクトリーハンデ
4歳:アラブチャレンジャー、千鳥賞、ダイヤモンドハンデ2着、4歳特別1勝

ヒロオー(牡) 所属不明 1953年生まれ 出生地不明 父ヒロサクラ 母ブレーブス(セフト)
4歳(中央):13戦4勝(77.6万円)
4歳:秋の鞍2着
5歳秋の鞍2着
6歳:川崎記念3着、オープン級3勝
7歳:川崎開設記念3着

ホウネン(牡) 所属不明 1952年生まれ 青森産 父ミナミホマレ 母ユウコ(レイモンド)
4歳:梅花賞
4歳(中央):9戦2勝(166.1万円)
5歳:ダイオライト記念2着、オープン級1勝
6歳オープン級1勝

<そのほか有力馬>
バラテスタ(牡) 佐竹梅治厩舎(船橋) 1954年生まれ 出生地不詳 父ニユーバラツケー 母サワトヨ(ピタゴラス)アラブ血量34.08%
4歳:春の特別、秋の特別、白百合賞、船橋記念、こがね賞、ワード賞2着、ホウセント記念3着、オープン級3勝
5歳:銀盃、白百合賞、こがね賞2着、アラブチャレンジャー3着、オープン級7勝
母サワトヨは通算16勝。半弟に、1962年のシルバーカップを勝ったフクトミオー(1957年産・父ホースニユース)がいる。春の特別を僅差で競り勝つと、夏場の船橋記念・白百合賞と10キロ近い斤量差もあったとはいえトモスベビーを相手にして重賞を2連勝。秋の特別も楽勝し、史上初めて同年の春・秋特別を制した馬となっている。翌年も63キロを背負って銀盃を勝ち、3月浦和ではサラ系B級以下戦の弥生賞で2着するなどこの時期のトップ級アラブに相応しい戦績を残した。

オウゴンバラツケ(牡) 森田正一厩舎(大井) 1954年生まれ 出生地不詳 父ヒロサクラ 母オウゴンエビス(バラツケー)アラブ血量29.68%
4歳:アラブチャンピオン、千鳥賞、新春千葉杯、春の特別2着、秋の特別、4歳特別1勝
5歳:銀盃2着、船橋記念3着、オープン級7勝
6歳:オープン級5勝
7歳:銀盃2着、ワード賞2着、オープン級4勝
 全日本アラブ争覇には間に合わなかったが、1月に特別戦を2勝すると千鳥賞を制覇。春の特別では3着を7馬身離してのデットヒートをバラテスタと繰り広げるも、アタマ差及ばず2着だった。秋の特別でもバラテスタに完敗したが、軽量を活かしてクリスマスのアラブチャンピオンで重賞2勝目。その後もオープン級で16勝、7歳時は斤量差があったにせよセンジユと僅差の2着を2回など衰えない活躍を見せている。母系は北海道・松岡牧場が昭和5年にフランスから輸入した純血アラブ・ニイニーのラインで、主流の奥羽種畜牧場や下総御料牧場による輸入基礎牝馬高砂系とは一線を画す。

スヰートハート(牝) 勝又衛厩舎(大井)1950年生まれ 静内産 父セフト 母武兆(月友)
5歳(中央):札幌牝馬特別、東京牝馬特別2着
6歳(中央):愛知盃、目黒記念(春)3着
6歳:クイーン賞3着、オープン級1勝。
7歳:キヨフジ記念2着、クイーン賞2着、川崎・開設記念(サラ)3着、NTV杯3着、オープン級3勝。
8歳:川崎・開設記念(サラ)
 馬名の「ヰ」の字は偉大なる全姉・スウヰイスー(1949年産)から頂いたもの。中央時代は姉には及ばないながらもオープンで活躍し、6歳で南関にやってきてからも有力牝馬の1頭として重賞戦線で好走。引退レースとなった8歳の川崎開設記念(サラ)では、イチカントーが直前で出走を取り消した運の良さもあったとはいえ、準サラの強豪ヨシフサらを退け見事に重賞制覇を果たしている。

イチヨシノ(中央名タカツキ)(牝) 小暮嘉久厩舎(大井)1951年生まれ 青森産 父ミナミホマレ 母アステリモア(シアンモア)
3歳(中央):4戦1勝
4歳(中央):函館牝馬特別
5歳(中央):27戦5勝(206.2万円)
6歳(中央):6戦1勝(62.3万円)
中央通算:63戦14勝(478.3万円)
6歳:川崎記念3着、オープン級4勝
7歳キヨフジ記念
8歳:キヨフジ記念3着、オープン級1勝
 母アステリモアは秋田の農政に多大な貢献をしたことで知られる土田荘助の生産馬として、1938年に行われた第一回阪神優駿牝馬(オークス)を制している。というよりは、1934年の第3回東京優駿馬フレーモア(1931年産)の全妹といった方が通りがよいか。さらには、この馬の半姉ヒデヒカリ(1945年産・父ダイオライト)も1948年の皐月賞を勝っている名族だ。6歳で南関東に転じると、ゴールデンウエーブに南関東復帰戦で土を付けるなどオープン級を4勝。そしてこの年に7歳ながらにキヨフジ記念を勝った。繁殖としての代表産駒に、1965年のゴールドカップで3着などしたイチヨシノ(1962年産・父テツソ)が……せっくイチって付けてるんだし、そこはせめてダイニヨシノにしちゃくれなかったのかいな。

ラツキーマミー(牝) 田中利衛厩舎(大井)1953年生まれ 静内産 父ヴイーノーピユロー 母マリオン(ミナミホマレ)
3歳:平和賞、ビクトリーハンデ、全日本三歳優駿3着
5歳:NTV杯、クイーン賞金盃3着
 父ヴイーノーピユローは、白井新平が1952年に米国からサラブレッドとトロッターを買い付けた際に購入したアルゼンチン2000ギニー勝ち馬。半妹キクジユヒメ(1955年産・父トシシロ)は、1966年の菊花賞スピードシンボリと超接戦のうえに勝ち啓衆社賞・最優秀4歳牡馬を受賞するも、翌春の天皇賞で故障し死亡したナスノコトブキ(1963年産・父モンタヴアル)を出している。3歳時は5戦4勝2着1回という完璧な戦績で全日本三歳優駿に臨んだがカブトの3着。だが力の方は確かであり、この年も金盃で3着し、NTV杯とクイーン賞を勝っている。1963年の桜花賞(浦和)を勝ったラツキーマミー(繁殖名:愛星)はやはりむす……ではなく、こちらはまったく血縁関係にない(1960年産・父タークスリライアンス、母ニユーヂユール[トシシロ])。

ダイゴホマレ(牡) 天間三之助厩舎(大井) 1955年生まれ 青森・牛寺洋一氏生産 父ミナミホマレ 母トキフジ(トキノチカラ)
3歳:全日本三歳優駿、平和賞、ローレルハンデ
4歳(中央):東京優駿NHK杯弥生賞スプリングS皐月賞3着、オープン級2勝
5歳(中央):4戦0勝(3.8万円)
通算:24戦14勝。
 デビュー以来、2着に7馬身差をつけてのレコード勝ちとなった全日本三歳優駿まで、3歳時8戦8勝のパーフェクトな戦績を残す。翌年はダービーを目指して中山の久保田厩舎へ転出すると、見事カツラシュウホウを退けゴールデンウエーブ以来2頭目となる地方競馬出身の東京優駿勝ち馬となった。大井時代の管理調教師・天間氏は戦前トロッターの名手として名を上げ、大井競馬場・調騎会の初代会長も務めた重鎮である。

ゴールデンウエーブ(旧名:ネンタカラ)(牡) 所属不明 1951年生まれ 青森産 父ミナミホマレ 母ユウコ(レイモンド)
3歳:全日本三歳優駿、平和賞、ローレルS
4歳(中央):東京優駿、中山4歳S、オープン級4勝
5歳(中央):ダイヤモンドS2着
6歳(中央):1戦0勝
 3歳時に8戦6勝2着1回、全日本三歳優駿勝ちの実績を引っ提げ中央へ。皐月賞こそダイナナホウシユウの7着に沈んだものの、東京優駿では12番人気から見事に栄冠をつかんでみせた。地方出身馬としては、キヨフジ(1951年東京優駿牝馬)以来となる中央競馬のクラシック競走制覇ということになる。しかしその後は燃え尽きたのか、ダービー直後にオープン競走で1勝を挙げたのみ。この年6歳にして南関東に戻ってきたが、往時の走りは見られなかった。

ミツドフアーム(牡) 所属不明 1951年生まれ 豪州産 父Midstream 母Farmington(Colombo)
4歳:18戦6勝
5歳:2戦0勝
6歳(中央):2戦2勝(204万円)
6歳(中央):天皇賞(秋)新春ハンデ、中山グランプリ3着、ダイヤモンドS3着
7歳(中央):1戦0勝
7歳川崎記念3着、オープン級1勝
4歳時は同じ濠サラのフアストロに及ばず2着9回と勝ちきれなかったが、どうやら芝の方があっていたようで中央入り後は力関係が逆転。ヒデホマレらを下して1956年の秋の天皇賞を勝っている(フアストロは同レース4着)。翌年の中山金杯8着を最後に南関東のダートへ戻ってきたが、やはりイマイチな戦績に終わった。全兄にオーストラリアの伝統2歳GⅠ・サイアーズプロデュースステークスを勝ったRoyal Stream(1950年産)が、遠戚に持ち込み馬としてスイートシンボリの母スイートイン(1958年産・父ライジングライト)を産んだフィーナー(1949年産・父Orthodox)がいる。

ハツユキ(牡) 栗田金吾厩舎(大井) 1954年生まれ 青森産 父プリメロ 母マヤホープ(レイモンド)
4歳:春の鞍、大井杯、ゴールドカップ3着、4歳特別1勝
5歳(中央):9戦0勝(4.6万円)
 名前の通りかは知らないが、第三回にしてようやく春の鞍を南関東の生え抜きが制覇したという意味でじつに記念すべき馬ではある。5歳時に中央入りしたものの、秋口からすでに調子が下降気味だったこともあり、9戦して未勝利という期待はずれな結果に終わってしまった。

コスモライト(牡) 勝又衛厩舎(大井)1953年生まれ 出生地不明 父オーライト 母スモールカツプ(トキノチカラ)
3歳:全日本三歳優駿2着
4歳:桜花賞2着、秋の鞍3着、4歳特別1勝
4歳(中央):13戦3勝(153.5万円)
5歳ダイオライト記念川崎記念2着、オープン級3勝
6歳:オープン級1勝
8歳(東海):東海菊花賞
 全日本三歳優駿で2着、ケンチカラの秋の鞍でアタマ・3/4差の3着と今一歩及ばない競馬が続いていたが、メンバーに恵まれたこの年のダイオライト記念で重賞勝ちを果たした。晩年は東海公営・高知競馬と流れていき、8歳時に東海菊花賞を勝っている。

キクハマ(牡) 小暮嘉久厩舎(大井) 1954年生まれ 出生地不詳 父タークスリライアンス 母神浜(トウルヌソル)
3歳(中央):5戦1勝(21万円)
4歳(中央):2戦0勝(3.2万円)
4歳桜花賞大井杯2着
 下総御料牧場が1932年に輸入し、第1回中山4歳牝馬特別(桜花賞の前身)を勝ったソールレデイ(繁殖名:雲浜)を出した星浜の牝系。半兄コンカード(1953年産・父グレーロード)もこの年南関東で走って川崎開設記念・ダイオライト記念で3着している。中央でデビューも1勝止まりで、南関東のクラシックに活路を求めて転入。思惑通り桜花賞を勝ち、大井杯でも2着した。

ザイ(牡?) 所属不明 1952年生まれ 出生地不詳 血統・アラブ血量不明
4歳:ワード賞(アラ4歳)
5歳:オープン級2勝
6歳秋の特別3着、川崎開設記念(アラ)3着、白百合賞3着、オープン級1勝
 4歳秋のワード賞(アラ4歳)で、ダイゴカゲミツをハナ差凌いで重賞制覇。6歳となった今年もふだんはA2級で走っていたが、重賞となると秋の特別を始め3着3回の好走を見せている。

<重賞レース全戦績>

日付 レース名 距離 条件 1着賞金 勝ち馬 勝ち時計 騎手(斤量) 調教師(所属) 2着 3着
01.01 大井 新春盃 2400 サラ系ハンデ 不明 イチカントー(牡5) 不明 不明 小暮嘉久(大井) ナンシーシヤイン ケンチカラ
01.10 川崎 紅ばら賞*1 2700 アラ系障害ハンデ 不明 イカ(牡9) R3:10.2 鶴出誠(58) 不明 ヤマハルオ(7) アーリーホース(大
02.09 川崎 開設記念(アラ) 2000 アラ系ハンデ 不明 トモスベビー(牡5) 2:18.0 井上(63) 三潟隆五郎(川崎) ナイト(ハナ) ザイ(7)
02.10 川崎 開設記念(サラ) 2200 サラ系ハンデ 60 スヰートハート(牝8) 2:23.4 杉山(53) 勝又衛(大井) フシフサ(ハナ) コンカード(アタマ)
02.17 大井 千鳥賞 1600 アラ系4歳牡馬別定 不明 オウゴンバラツケ(牡4) 1:45.0 高岩(55) 森田正一(大井) フクシマ(アタマ) サンチヤゴ(4)
02.20 船橋 ブルーバードカップ 1800 アラ系4歳牝馬別定 30 イチキヨカタラ(牝4) 1:45.2 谷口章(54) 谷口源吾(船橋) タクマハヤ(1/2) ミスタカクラ(3)
03.06 船橋 ダイオライト記念 1800 サラ系4・5歳ハンデ 50 コスモライト(牡5) 1:55.1 長沢保(56) 小暮嘉久(大井) ゴウシユウクイン(1/2) コンカード(1 1/2)
03.13 大井 銀盃 2000 アラ系ハンデ 不明 ナイト(牡7)*2 2:12.2 鈴木春(62) 不明 トシカゼ(1 1/2) ニユーマルタケ(ハナ)
03.31 川崎 キヨフジ記念 1700 サラ系牝馬ハンデ 50 イチヨシノ(牝7) 1:51.3 長沢深(62) 小暮嘉久(大井) アランデール(1 3/4) ダツシングラス(アタマ)
04.01 大井 大井杯 1800 サラ系4歳定量 60 ハツユキ(牡4) 1:57.0 永井(57) 栗田金吾(大井) キクハマ(1/2) ワカチカラ(4)
04.17 浦和 桜花賞 1600 サラ系4歳別定 50 キクハマ(牡4) 1:43.4 長沢保(54) 小暮嘉久(大井) エイシヨウ(1/2) サザナミ(1 1/2)
05.01 大井 春の特別 1800 アラ系4歳定量 不明 バラテスタ(牡4) 1:58.4 須田茂(57) 佐竹梅治(船橋) オウゴンバラツケ(アタマ) エムグレイス(7)
05.12 川崎 ゴールデンウエーブ記念 2000 サラ系ハンデ 不明 ヨシフサ(牡6) 2:08.1 須田茂(54) 不明 カブト(1 3/4) カネエイカン(2 1/2)
05.15 大井 春の鞍 2000 サラ系4歳定量 100 ハツユキ(牡4) 2:10.3 永井(57) 栗田金吾(大井) シーマタイガー(3) 二ユーカントー(2 1/2)
06.05 大井 ワード賞 2000 アラ系ハンデ 不明 トモスベビー(牡5) 1:11.0 佐々木吉(64) 三潟隆五郎(川崎) バラテスタ(1/2) サチアヅマ(3)
06.20 大井 大井記念 2400 サラ系ハンデ 80 ケンチカラ(牡6) 2:35.8 小筆(50) 伊藤正美(大井) イチカントー(1/2) ヒカリボシ(4)
07.17 川崎 川崎記念 2200 サラ系ハンデ 不明 イチカントー(牡6) 2:22.2 齋藤安(54) 小暮嘉久(大井) コスモライト(ハナ) ミツドフアーム( 1 3/4)
07.28 船橋 船橋記念 1800 アラ系ハンデ 35 バラテスタ(牡4) 1:56.1 須田茂(55) 佐竹梅治(船橋) トモスベビー(5)*3 エムグレイス(1 1/2)
08.10 川崎 白百合賞*4 2200 アラ系ハンデ 不明 バラテスタ(牡4) 2:25.1 須田茂(56) 佐竹梅治(船橋) トモスベビー(4)*5 ザイ(大)
08.15 浦和 ゴールドカップ 2000 サラ系4歳ハンデ 40 クニノオー(牡4) 2:11.3 勝又衛(56) 勝又専次郎(大井) アスナロ(2 1/2) ハツユキ(1/2)
08.18 船橋 NTV杯 2000 サラ系ハンデ 60 ラツキーマミー(牝5) 2:06.3 須田茂(51) 田中利衛(大井) カブト(ハナ) イチカントー(2 1/2)
09.17 大井 金盃 2400 サラ系ハンデ 70 イチカントー(牡5) 2:38.1 藤田安(55) 小暮嘉久(大井) ナンシーシヤイン(3) ラツキーマミー(ハナ)
09.24 川崎 アラブチャレンジャー 1700 アラ系4・5歳ハンデ 不明 トモスベビー(牡5)*6 1:51.4 勝又衛(64) 三潟隆五郎(川崎) エムグレイス(3) サチアヅマ(3/4)
10.09 船橋 平和賞 1200 サラ系3歳定量 35 ダイゴホマレ(牡3) 1:15.3 小筆(53) 天間三之助(大井) フクチカラ(2) フールムーン(4)
10.15 大井 秋の特別 2400 アラ系ハンデ 不明 バラテスタ(牡4) 2:39.4 須田茂(59) 佐竹梅治(船橋) オウゴンバラツケ(5) ザイ(1 1/2)
11.01 大井 秋の鞍 2600 サラ系ハンデ 100 イチカントー(牡5) 2:43.4 藤田安(57) 小暮嘉久(大井) ヒロオー(1 1/2) オートネ(1/2)
11.06 船橋 クイーン賞 1800 サラ系牝馬ハンデ 50 ラツキーマミー(牝5) 1:53.4 須田茂(59) 田中利衛(大井) チエリー(2) エイシヨウ(1/2)
11.13 浦和 こがね賞 2000 アラ系4・5歳ハンデ 不明 バラテスタ(牡4) 2:16.4 荒山(59) 佐竹梅治(船橋) シズナイオー(3) ギンパイ(8)
11.19 川崎 全日本アラブ争覇 1500 アラ系3歳定量 不明 リキスベビー(牡3) 1:38.3 佐々木吉(53) 三潟隆五郎(川崎) タチナミ(3 1/2) ミズリクオー(2 1/2)
11.20 川崎 全日本3歳優駿 1500 サラ系3歳定量 50 ダイゴホマレ(牡3) R1:36.0 小筆(53) 天間三之助(大井) バイラツク(7) コーアイ(6)
12.18 大井 ホウセント記念 2000 アラ系4歳ハンデ 不明 ミナミオー(牡4) 2:11.3 永田(50) 遠藤二郎(川崎) プラトー(1 1/2) バラテスタ(1 1/2)
12.25 川崎 アラブチャンピオン 2000 アラ系ハンデ 不明 オウゴンバラツケ(牡4) 2:12.0 小筆(50) 森田正一(大井) グレートリバー(1 3/4) フジミナト(3/4)

<オープン級レース全勝ち馬一覧>
サラ系

日付 レース名 距離 条件 勝ち馬 勝ち時計
01.11 川崎 新春ハンデ*7 2000 サラ系 シゲタカラ 2:09.3
01.16 浦和 浦和記念 2000 サラ系 ホウネン 2:09.1
01.21 大井 オープン特別 1800 サラ系 ナンシーシヤイン 1:52.0
01.27 船橋 金の鞍 2000 サラ系 イチカントー 2:07.0
02.03 浦和 浦和記念 2000 サラ系 コンカード 2:09.0
02.21 船橋 金の鞍*8 1800 サラ系 コンカード 1:53.3
03.24 大井 A・B1級特別 2000 サラ系 オートネ 2:09.3
03.30 川崎 オープン特別 1700 サラ系 カネエイカ 1:50.1
04.05 大井 オープン特別 2000 サラ系 オートネ 2:09.0
04.12 川崎 オープン特別 1700 サラ系 ヨシフサ 1:49.3
04.16 浦和 浦和記念 2000 サラ系 コンカード 2:08.3
04.24 大井 A・B1級特別 1800 サラ系 ヨシフサ 1:54.2
04.29 川崎 A1・2・B1特別 2000 サラ系 コンカード 2:09.1
05.24 浦和 浦和記念 2000 サラ系 コンカード 2:08.3
05.31 船橋 金の鞍 1800 サラ系 ホウシユウホマレ 1:52.4
06.06 大井 A級特別 1800 サラ系 オートネ 1:54.4
06.11 船橋 金の鞍 1800 サラ系 アランデール 1:53.0
06.28 浦和 浦和記念 2000 サラ系 コスモライト 2:09.2
07.10 浦和 浦和記念 2000 サラ系 コスモライト 2:09.3
08.09 川崎 オープン特別*9 1700 サラ系 ミツドフアーム 1:50.0
09.13 船橋 金の鞍 1800 サラ系 コスモライト 1:53.4
09.22 川崎 A級以下特別 1700 サラ系 フアストロ 1:50.8
10.08 船橋 金の鞍 1800 サラ系 オートネ 1:52.1
10.13 大井 A・B1特別 1700 サラ系 フアストロ 1:47.3
10.27 浦和 浦和記念 2000 サラ系 オーエスケー 2:12.2
11.11 浦和 浦和記念 2000 サラ系 カブト 2:12.3
11.17 川崎 A・B1級特別 2000 サラ系 フアストロ 2:07.2
11.24 船橋 金の鞍 1800 サラ系 オートネ 1:52.1
11.29 大井 A・B1級特別 1800 サラ系 フアストロ 1:54.2
12.03 浦和 浦和記念 2000 サラ系 カブト 2:13.4
12.08 船橋 金の鞍 2000 サラ系 フアストロ 2:05.3
12.27 大井 A・B級特別 1700 サラ系 イチカントー*10 1:47.4

●アラ系

日付 レース名 距離 条件 勝ち馬 勝ち時計
01.04 大井 オープン特別 2000 アラ系 タカトシ 2:10.2
01.12 川崎 新春ハンデ 2000 アラ系 トモスベビー 2:12.1
01.18 浦和 栄冠賞 1600 アラ系 タカトシ 1:44.2
01.22 大井 オープン特別 1800 アラ系 トシカゼ 1:57.1
01.28 船橋 銀の鞍 1800 アラ系 ナイト 1:56.0
02.04 浦和 栄冠賞 1600 アラ系 タカトシ 1:44.1
02.15 大井 オープン特別*11 1800 アラ系 タカトシ 1:54.2
02.19 船橋 銀の鞍 1800 アラ系 グレートリバー 1:58.2
02.26 大井 オープン特別 1800 アラ系 トシカゼ 1:57.4
03.03 船橋 銀の鞍 1800 アラ系 グレートリバー 1:56.4
03.18 浦和 栄冠賞 1600 アラ系 タカトシ 1:44.1
03.27 川崎 A級特別 1700 アラ系 ナイト 1:52.0
04.02 大井 オープン特別 2000 アラ系 グレートリバー 2:12.1
04.09 川崎 オープン特別 1700 アラ系 サチアヅマ 1:53.1
04.15 浦和 栄冠賞 1600 アラ系 シズナイオー 1:42.0
04.23 大井 オープン特別 2000 アラ系 トモスベビー 2:13.2
05.03 大井 A級特別 1800 アラ系 サチアヅマ 1:58.0
05.05 大井 A・B1級特別 1800 アラ系 トモスベビー 不明
05.10 川崎 A・B・C級特別 2000 アラ系 トモスベビー 2:11.4
05.16 大井 オープン特別 1800 アラ系 ザホース 1:58.1
05.23 浦和 栄冠賞 1600 アラ系 ギンパイ 1:47.1
05.29 船橋 銀の鞍 1800 アラ系 エムグレイス 1:55.8
06.09 船橋 銀の鞍 1800 アラ系 タツトモ 1:56.2
06.19 大井 オープン特別 1800 アラ系 不明 不明
06.26 浦和 栄冠賞 1600 アラ系 シズナイオー 1:44.4
07.02 大井 オープン特別 1800 アラ系 タツトモ 1:58.1
07.09 浦和 栄冠賞 1600 アラ系 ワールドカツプ 1:44.4
07.15 川崎 オープン特別 2000 アラ系 フジミナト 2:12.1
08.04 大井 A1・A2級特別 1800 アラ系 ザホース 1:57.0
08.17 船橋 銀の鞍 1800 アラ系 ザホース 1:56.2
08.23 大井 A1・A2級特別 1800 アラ系 ザイ 2:00.0
08.30 川崎 A・B1級特別 1700 アラ系 ギンパイ 1:55.0
09.04 大井 オープン特別 1800 アラ系 イカ 2:00.2
09.10 船橋 銀の鞍 1800 アラ系 イカ 1:57.0
09.15 大井 オープン特別 1800 アラ系 シズナイオー 1:58.0
09.28 大井 A級特別 1700 アラ系 シンニホン 1:51.4
10.02 浦和 栄冠賞 1600 アラ系 シズナイオー 1:49.1
10.04 浦和 浦和記念 2000 サラ系 クニノオー 2:14.3
10.07 船橋 銀の鞍 1800 アラ系 バラテスタ 1:57.0
10.25 浦和 栄冠賞 1600 アラ系 タカトシ 1:48.0
10.31 大井 A1・2・B1級特別 1700 アラ系 グレートリバー 1:51.0
11.07 船橋 銀の鞍 1800 アラ系 ニユウダイコク 1:56.4
11.20 川崎 A級特別 2000 アラ系 エムグレイス 2:13.1
11.26 船橋 銀の鞍 1800 アラ系 バラテスタ 1:55.2
12.01 大井 オープン特別 1800 アラ系 フジミナト 1:58.2
12.06 浦和 栄冠賞 1600 アラ系 タカトシ 1:46.2
12.11 船橋 銀の鞍 1800 アラ系 バラテスタ 1:55.4
12.17 大井 オープン特別 1800 アラ系 タカトシ 1:58.1
12.29 大井 A級特別 1800 アラ系 タカトシ R1:56.0

サラ系3・4歳

日付 レース名 距離 条件 勝ち馬 勝ち時計
01.06 大井 4歳特別 1500 サラ系4歳 ハツユキ 1:36.4
01.19 大井 4歳特別 1500 サラ系4歳 スーパーマン 1:38.8
03.09 大井 4歳特別 1500 サラ系4歳 ニユーカントー 1:38.4
04.23 大井 4歳特別 1700 サラ系4歳 ロンジー 1:51.1
05.05 大井 4歳特別 1600 サラ系4歳 不明 不明
10.23 川崎 ローレルハンデ 1400 サラ系3歳 ダイゴホマレ 1:30.2
12.28 大井 3歳特別 1400 サラ系3歳 コーアイ 1:30.2

●アラ系3・4歳

日付 レース名 距離 条件 勝ち馬 勝ち時計
01.05 大井 4歳特別 1500 アラ系4歳 オウゴンバラツケ 1:38.2
01.12 川崎 4歳特別 1500 アラ系4歳 ミナミオー 1:40.1
01.19 大井 4歳特別 1500 アラ系4歳 プラトー 1:38.0
01.26 船橋 新春千葉杯 1600 アラ系4歳 オウゴンバラツケ 1:43.8
02.10 川崎 4歳特別 1500 アラ系4歳 タツクオー 1:39.1
02.15 大井 4歳特別 1500 アラ系4歳 シーマタイガー 1:37.1
02.26 大井 4歳特別 1500 アラ系4歳 サライ 1:42.2
02.27 大井 4歳特別 1500 アラ系4歳 ミチオー 1:42.0
03.05 船橋 銀の星 1600 アラ系4歳 ナニワカブト 1:46.1
03.08 大井 4歳特別 1500 アラ系4歳 アズマリユウ 1:42.0
03.12 大井 4歳特別 1500 アラ系4歳 バンプ 1:43.2
03.22 大井 4歳特別 1500 アラ系4歳 不明 不明
03.24 大井 4歳特別 1500 アラ系4歳 ギンザオー 1:39.2
03.25 川崎 4歳特別 1500 アラ系4歳 トヨハナ 1:43.1
03.28 川崎 4歳特別 1500 アラ系4歳 タカラニシキ 1:40.2
04.04 大井 4歳特別 1500 アラ系4歳 キンザン 1:40.4
04.09 川崎 4歳特別 1500 アラ系4歳 フロント 1:39.4
04.12 川崎 4歳特別 1500 アラ系4歳 ミナミオー 1:38.8
04.21 大井 4歳牝馬特別 1700 アラ系4歳 トシヒメ 1:56.1
04.29 川崎 4歳特別 1500 アラ系4歳 イチキヨカタラ 1:40.3
10.22 川崎 ビクトリーハンデ 1400 アラ系3歳 リキスベビー 1:32.3
11.25 船橋 金の星 1200 アラ系3歳 ヒアロウ 1:17.2
12.09 船橋 金の星 1300 アラ系3歳 スイートホウケイ 1:16.4

●障害

日付 レース名 距離 条件 勝ち馬 勝ち時計
02.02 浦和 障害特別 2000 アラ系障害 イカ 2:15.0
06.17 川崎 オールカマー障害特別 2700 オールカマー障害 イカ 3:11.3
11.13 浦和 障害特別 2000 アラ系障害 ホシタカラ 2:31.1

●繋駕

日付 レース名 距離 条件 勝ち馬 勝ち時計
01.13 浦和 特別 2000 繋駕 コウラクエン 3:23.4
01.25 船橋 金の鈴 2400 繋駕 ホシトロ 4:16.1
01.31 浦和 特別 2000 繋駕 グツトホープ 3:33.3
02.18 船橋 金の鈴 2400 繋駕 ホツカイグレイス 4:11.0
03.02 船橋 金の鈴 2400 繋駕 コテンプル 4:11.1
03.14 浦和 特別 2000 繋駕 センダチ 3:31.4
04.13 浦和 特別 2000 繋駕 グツトホープ 3:37.2
05.20 浦和 特別 2000 繋駕 マツクスホール 3:29.1
05.27 船橋 金の鈴 2400 繋駕 ミスニユータイム 4:06.1
06.08 船橋 金の鈴 2400 繋駕 ミスワカクサ 4:13.1
06.25 浦和 特別 2000 繋駕 ノースキング 3:25.1
07.06 浦和 特別 2000 繋駕 ノースキング 3:28.2
07.25 船橋 金の鈴 2400 繋駕 ブリンカー 4:01.3
08.11 浦和 特別 2000 繋駕 ミスワカクサ 3:28.0
08.17 船橋 特別 2400 繋駕 チバフジヒメ 4:06.3
09.09 船橋 特別 2400 繋駕 ミスワカクサ 4:07.2
10.01 浦和 特別 2000 繋駕 ブリンカー 3:43.0
10.10 船橋 金の鈴 2400 繋駕 エチゴバンプ 4:04.0
10.24 浦和 特別 2000 繋駕 エチゴバンプ 3:33.2
11.04 船橋 金の鈴 2400 繋駕 チバフジヒメ 4:05.1
11.09 浦和 特別 2000 繋駕 ミスワカクサ 3:47.2
11.21 船橋 金の鈴 2400 繋駕 ミスサラトガ 4:03.2
12.02 浦和 特別 2000 繋駕 エチゴバンプ 3:34.4
12.08 船橋 金の鈴 2400 繋駕 フレンドシツプ 4:05.4

*1:新聞紙面上では「紅ばら障害」表記。

*2:トモスベビーは4着。

*3:トモスは65k

*4:フクパーク出走(杉山50)

*5:トモスベビー65k、

*6:バラテスタ4着(3 1/2、58k)

*7:カネエイカン復帰(8着)

*8:ゴールデンウエーブ再び復帰

*9:フアストロ南関復帰戦

*10:トモスベビー3着

*11:キノピヨ出走